山上信吾という外交官がいる。昨年まで在オーストラリア大使だった。『中国「戦狼外交」と戦う』という本を出している。オーストラリア大使時代、中国からの圧力に屈していたオーストラリアを掩護した彼のことが書かれている。この本の中に日本の「響」というウイスキーをお土産に持っていくと喜ばれると書いてあった。友人と「響」を飲み明かしたとか、いろいろ「響」の話がでてくる。飲みたいと思っていた。
今回の在日中国大使に対してもペルソナ・ノン・グラータ(ラテン語: Persona non grata)、日本から出ていけと言っている。
3日前、岩国の居酒屋に行った。カウンターに座ってビールを飲んだ。と、目の前に「響」のボトルが置いてあった。ビールの次はこの「響」を頼んだ。いい酒だからロックでダブルでと言った。飲んでいると娘がそのウイスキーいくらするのと言って飲みものメニューを取り上げた。書いてないだろうと言うと、あった。6200円と書いてある。ここで一番高い。ダブルで1万3千2百円だ。口の広いロックグラスに半分の液体。これは大事にとちびちび飲んだ。家でのむボトル二千円のものと味は変わらない。孫娘がアプリで調べた。1瓶5万6千円だという。今夜も酔っぱらったら店から出ていけだよと。ペルソナ・ノン・グラータ–